5月21日(日)に放送されたNHKスペシャル「発達障害 ~解明される未知の世界~」を見ました。
発達障害のある人の再現ビデオがとてもわかりやすくてよかったです。
それとはちょっと別の話ですが、この番組を見てて思ったこと。
「わたし、聴覚過敏かもしれない。」(>ω<)
~もくじ~
聴覚過敏の再現ビデオが思い当たる
NHKスペシャル「発達障害 ~解明される未知の世界~」の番組内では、発達障害のある人がどんな風に感じているのか、考えているのかを再現していました。
この再現ビデオがすごくわかりやすくてよかったです。
で、この中の聴覚過敏の再現ビデオがちょっと思い当たるなーと。
体調にもよりますが、ふだんから音に敏感、何か音がするとすぐ気になります。
夫には「何の音?ってよく言うよね」と言われるので、無意識にけっこう言ってるのかも。
男性の大きな声も苦手。少し大きな声を出されると反射的に泣きそうになります。これは仕事で怒られたときの単なるトラウマかもしれないけど^^;
ひどいときには、音の発生場所がわからなくて不安で頭の中が混乱しそうになる、カフェや飲み会など他の人がたくさん話しているところで一つの音を集中して聞き取れない、人の話している言葉が音程として聞こえて言葉として認識できないなど。
とくに飲み会でのザワザワ感は苦手。目の前の人の話がまったく入ってこないです。
集中できないというか、散漫するというか。
まぁ、飲み会の席だと、適当に相づち打ってれば乗り越えられるので(*´ω`*)問題なし。
自分もお酒が入るとわからなくなるので、よっぽど気心が知れた人の前でないとお酒は飲みません。
こういう音に敏感な症状を「聴覚過敏」って言うのかと、はじめて知りました。
ネットで調べた感じだと、ストレスで自律神経の乱れでもなるみたい。
わたしの場合、聴覚過敏気味で、ストレスがかかるとひどくなるけど生活に支障はきたさない、という感じでしょうか。
なんかもう、自分としてはふつうだと思っていたので、苦労はしていないんですけどね。もともと鈍感だし。幸せのハードルが低くて単純。寝たら大抵すっきり解決。
そして他人のことは気にかけているようであまり気にしていない。
我ながら、いい性格してると思いますよ(*´ω`*)
今回、そういう症状があるということに気づいたわけですが、世の中にはけっこうそんな人がいて、悩んだり困ったりしている人もいるわけで。
他人のことを完全に理解することはできないけど、そういう人たちもいるんだなという認識ができたのはよかったです。
そんなの個性でいいじゃん、周りに迷惑かけてもいいじゃん、と思うけどそうも行かないんですよね、世の中って。
人に迷惑をかけずに生きられる人なんていないし、お互い様なんだからという考え方はきっと少数派なんでしょうね。
迷惑の種類もあるとは思うけど、迷惑をかけられてすっごく嫌!ってなる人そんなにいるのかな。自分も無意識にかけてることあるかもしれないしって思うとそこまで嫌悪感ないんですけどね。というか覚えていないだけかもしれないけど。
どうしようもない場合はお互い話し合って折衷案を出すとか解決方法があるんじゃないかと思ってしまうのはお気楽な頭をしているせいかな。
世の中の大抵の問題って、最終的にはコミュニケーション不足で解決しそう。
自分の常識、他人の非常識で他人にやさしい世界を
最後のほうで、海外ではスーパーでは電気を暗くしたりなど、こんな風になっているよという、発達障害のある人への配慮が紹介されていました。
発達障害の特性を活かした働き方の取り組みも紹介されていました。
「発達障害」を「個性」として社会に馴染ませていく取り組みは良いですね。
世の中のほとんどのものは多数派が決めています。
大多数の人が思う「常識」が「ふつう」。
そして、社会では「ふつうでなければいけない」と教えられ、「ふつう」になるように、「ふつう」以上になるようにと言われます。
だから、個性ある人達は生きにくいんでしょうね。
そもそも「ふつう」がわからないんだから。
「ふつう」=「多数派の人たちの常識」
多数派の人たちの常識は、自分たちのふつうなので無意識に理解している。
言葉にしなくてもわかるだろうと言う。
でも、少数派からすると多数派が何を常識としているかはわからない。
そもそも、自分の常識は本当に常識ですか?
他人にとっては非常識じゃないですか??
でもね、それはどっちでも良いんですよ。
ただ、「自分の常識が他人の常識とは限らない」ということだけは知っておくと世の中もっとお互いに生きやすくなるんじゃないかな。
自分の常識が常識とは限らない。
理解してもらえないと気づいたのなら、最初から言えばいい。
そんなやさしい世界になると良いな。
でも実際。
最前線にいる人達ってマイノリティ。
世の中はマイノリティが進めてマジョリティが回してる。
そもそも、ブログを書いている人間はマイノリティ。
それを見ている人たちがマジョリティだから炎上するんじゃないかなーなんてちょっと思ったり。
ああ、逆もあるのかな。
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