本日7月21日は、第2回上州YAMADAチャレンジ杯のベスト4を決める対局。
午前中に3回戦『三枚堂達也四段VS梶浦宏孝四段』の対局があり、午後からは準々決勝でその勝者と藤井聡太四段が対局。
将棋プレミアムで生中継されていましたが、完全に見逃しました。
まぁ出かけていたのでしょうがないのですが、ツイッターで結果を知るという不覚・・・(´・ω・`)
~もくじ~
第2回上州YAMADAチャレンジ杯 準々決勝
上州YAMADAチャレンジ杯は2016年にスタートした公式戦。今年2017年が第2回です。
主催は公益社団法人日本将棋連盟と上州将棋祭り委員会で、協賛は上毛新聞社と群馬テレビ。ヤマダ電機が特別協賛しています。
だから名前が上州YAMADAチャレンジ杯なのかな。
出場条件は、五段以下でプロ入り15年以下の棋士、アマチュア選抜1名。
公式戦は棋士が全員参加する対局のことだと勝手に思っていたけど、一般公式戦として登録されているもののことだと今はじめて知りました・・・。
参考:日本将棋連盟・将棋界についてより
持ち時間は20分(チェスクロック使用)で切れたら一手30秒の早指し将棋。
藤井聡太四段は6月7日に行われた対局で都成竜馬四段、阪口悟五段、宮本広志五段に3連勝して準々決勝に勝ち進んでいました。
本日は午前中に三枚堂達也四段と梶浦宏孝四段の対局があり、勝ち進んだ方が準々決勝として藤井聡太四段と午後に対局。
勝利したほうがベスト4入り。
ベスト4は8月27日(日)に「LABI1高崎」にて準決勝・決勝の公開対局が行われます。
将棋プレミアムで生中継
今回は将棋プレミアムにて完全独占生中継!
日程:2017年07月21日(金)
9時50分~三枚堂達也四段VS梶浦宏孝四段
12時45分~午前中の対局の勝者VS藤井聡太四段
解説:永瀬拓矢六段
聞き手:中村桃子女流初段
囲碁・将棋チャンネルでは、13時からの藤井聡太四段の対局が放送されていました。
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結果は
結果は、219手までで三枚堂達也四段の勝ち。
藤井聡太四段はプロ入り後2敗目になりました。
それでも・・・31勝2敗はスゴすぎます!
それにしても1時間50分、219手は大熱戦!
持ち時間が20分。あわせて40分なので、30秒将棋で1時間以上対局していたということ!?これは大激戦、意地と意地のぶつかり合い。
さらに三枚堂達也四段の対局が見える貴重なチャンスだったのに。
これを見逃したのはちょっとイタイ・・・。
藤井聡太四段は、早指し将棋が少し苦手なのかな。
非公式戦の将棋まつりでの豊島将之八段との対局や第零期 獅子王戦の羽生善治三冠との対局、前回のYAMADA杯の阪口悟五段との対局も苦戦だった気がする。
苦手というより対局相手のほうが経験値の差で一枚上手という方が正しいのかもしれない。時間が足りないと悪手も増えがち。
藤井聡太四段が勝つと将棋の生中継を見る機会が増えるので嬉しいのですが、本人にとっては負けることも大切。
負けて、振り返って、立ち上がって、さらに強くなって、これからも経験を積んで強い棋士に育っていってくれることを楽しみにしています。
第2回上州YAMADAチャレンジ杯ベスト4が本日決まる!
これでベスト4は3人出揃いました。
三枚堂達也四段、大橋貴洸四段、渡辺大夢六段。
残りひとりも本日決まります。
今回の対局と同時進行で、もう片方の山の準々決勝が行われていました。
対局は、
佐々木勇気六段(7月に昇段した)VS渡辺正和五段
田中悠一五段VS高見泰地五段
上記2局の勝者が対局し、勝ち残ったひとりがベスト4入り。
中継がないのでどうなったのか気になりますが、結果は明日になればわかるのかな。
藤井聡太四段の次回の対局は
藤井聡太四段の次回の対局は、
7月24日(月)の第89期棋聖戦 一次予選。
西川慶二七段との対局。
この対局に勝利した方が、午後から阪口悟五段と対局になります。
藤井聡太四段の一次予選トーナメントは「ハ」組。どこまで勝ち上がれるか楽しみです。
生中継はニコニコ生放送とAbemaTVにて予定されています。
AbemaTVの解説は木村一基九段!これは楽しみ!!
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