先日、ヨーグルティアSを購入しました。あわせてヨーグルティア専用の『温玉スタンド』も購入したので、温泉たまごを作ってみました♪
ヨーグルティアS開封の儀&比較はこちら
~もくじ~
温玉スタンドとは
ヨーグルティアSはヨーグルトを作るためのヨーグルトメーカーですが、『温度を長時間一定に保つことができる』という特性を活かしてさまざまな用途に使うことができます。温泉たまごもそのひとつ!
ヨーグルティアで温泉たまごを作るための『温玉スタンド』というオプション製品が販売されています。本体とあわせて買うと少しオトクなので、一緒に注文してみました♪
温泉たまごはヨーグルティアSでたまごを65℃のお湯に30分保温しておくことで作ることが出来ます。
温泉卵
卵黄よりも卵白が柔らかい状態なのが特徴である。これは卵黄の凝固温度(約70℃)が卵白の凝固温度(約80℃)より低い性質を利用して作られるもので、65 – 68℃程度の湯に30分程度浸けておくことで、この状態になる。
温泉たまごって、実物を見たら「これは温泉たまごだ!」とわかるけど、説明してって言われてもわからない(^^;)黄身と白身の凝固温度を利用しているだなんて初めて知りました。料理はやっぱり科学ですね!
ヨーグルティアSで温泉たまごのつくり方
温玉スタンドを組み立てる
まず最初に温玉スタンドを組みたてます。
真ん中の棒を中央の穴に差し込むだけ。突起物がでている方が下になります。向きを間違いやすいので注意ですね。
温玉スタンドはスリムにたたむことができるので収納もしやすいです。
お湯を沸かす
温泉たまごをつくるには沸騰させたお湯が必要です。
約600mlのお湯を沸かし始めます。
生卵を上にのせる
生卵を温玉スタンドにのせます。
説明書にはたまごLサイズを4個と書かれていたのですが、今回はたまごMサイズ2個で作ってみました。普通の大きさなのでたぶんMサイズに近いかな。
内容器に温玉スタンドをセットする
内容器に温玉スタンドをセットします。たまごが動かないようにソっとね!
内容器にお湯を注ぎます
お湯が沸騰したら、内容器にお湯を注ぎます。
注ぐのはメモリ800mlのところまで。
外ふたをしっかり閉める
お湯を注ぎ終わったら、内ふたをし、外ふたをしっかり閉めます。
熱いので火傷しないように本体にセットします。
温度と時間の設定をする
温度は65℃、時間は30分にセットします。
ただし2個の場合は10分~15分。
セット時間の最小単位が30分なので、30分以下の場合は自分で時間を測ってくださいね(笑)わたしはiPhoneのSiriちゃんに15分経ったら教えてと頼んでおきました(*´ω`*)
たまごを冷水で冷やす
15分後(たまご2個の場合)、たまごを取り出して冷水で5分ほど冷やします。
本体から内容器を取り出す時は熱いので気をつけて。
内容器からたまごを取り出す時は、たまごスタンドのスタンドをつかむことができるのでカンタン。でも落とさないようにソーッとね、ソーッと。
そのまま冷水につけておけばできあがり!
温玉スタンドで初めて温泉たまごをつくった結果
冷水につけて5分後に割ってみると・・・
温泉たまごが出来ていました!
あれ・・・でもちょっと想像と違う。かたまりすぎ?
白身がほとんどたまごに残っていました。
あれ・・・なんか、思ってたんと違う・・・(・ω・)
2個めを割ってみると
ちょっと温泉たまごっぽい。
2個めを割ってみると
黄身はしっかり半熟、白身はトロっとしていて、2個めの方が温泉たまごらしく出来上がっていました。
温玉スタンドで初めて温泉たまごをつくった反省点
固まりすぎていた
今回はたまご2個で温泉たまごを作ったのですが、1個めは少し固まりすぎ、2個めもちょうど良いけどもっと柔らかくてもいいかなと感じました。
白身も固まりすぎですが、黄身もちょっと固まりすぎかな。もっとトロッとした方が好きです。その原因はやっぱり「時間」がポイントなのではないかと。
たまごの大きさをそろえる
我が家で購入しているたまごパックは、大きさがばらばらで入っているもの。大きいものから小さいものまで入っています。
無意識に2個を取ってしまったので、大きさに違いが出ていたかもしれません。
たまごの大きさでも固まり方が違ってきそうなので、たまごの大きさはなるべくそろえた方が良いですね。
時間は少し短めに
そもそもなんですが、説明書には「生卵Lサイズ4個を用意します」と書かれています。
今回用意したのは「Mサイズ2個」。
2個の場合、時間の目安は「10分~15分(お好みで時間を調整してください)」と書かれていました。
(・ω・)<小さいサイズだし15分は長かったんじゃないの?
(・ω・)<15分後に取り出す時、時間がかかったのが原因なんじゃないの?
そうなんです。
ロス時間が発生したシーンがいくつかありました。
- 内容器にお湯を入れたあと、フタを閉める時間
- 内容器を本体にセットするとき
- Siriちゃんにタイマーセットするとき
- タイマーが鳴ったあとに本体、内容器から温玉スタンドを取り出す時
これらの時間も考えて、時間はもう少し短く設定した方が良さそうですね。
ヨーグルティアは仕事をしていたのか?
そもそも卵2個で作る場合、ヨーグルティアは仕事をしていないのではないかという疑惑が浮上しました(・ω・)!
卵2個の場合、65℃で10分~15分に設定しています。これが室内に放置して10分、15分後に設定温度65℃以上の温度を保っている場合、ヨーグルティアはあまり仕事をしていなかったということになります。
「ニュートンの冷却の法則」を使えば解答は出てくるのですが、面倒なので計算しません・・・というか、できません(苦笑)
インターネットで検索した感じだと、ザックリですが室温が30℃の場所に放置していた場合、10分後、15分後でもお湯は60℃以上を保っているようです。
条件にもよりますが、卵は冷蔵庫から出してすぐ使ったこと、室温は20℃程度、ということを考えるともう少し温度は下がるかと思うので、ヨーグルティアは多少の仕事はしてくれていたんじゃないかなと推測。
つまり、2個の温泉たまごをヨーグルティアで作る場合、ヨーグルティアで作る意味はあまり無いという結果なのではないかと(^^;)ちょっと悲しい。
温玉スタンドはたまご4個で作る方がいい
2個の温泉たまごを作る場合にヨーグルティアを使うメリットはあまり無さそうですが、4個の場合はしっかり仕事をしてくれます。
しかも温玉スタンド有りと無しでは出来上がりが違うので、温玉スタンドはたまご4個で使うと効率よく、キレイな温泉たまごが作れます。
温玉スタンド有り無し実験は公式サイトへどうぞ。
温泉たまごの賞味期限は冷蔵庫で2日~3日。4個ずつ作っておいても良いかな。
ふつうの鍋でも温泉たまごは作れるけど
温泉たまごはふつうのナベでも作ることができます。
ナベでお湯を沸騰させ、火を止めてからたまごを入れ、フタをして12分~15分ほど。ナベの種類によっては、フタをしない方がいい場合もあります。温度計があればなおよし!
ヨーグルティアで作るメリットは温度管理が優秀というところ。安定の品質で温泉たまごが作れます。
ただし、自分の好きな品質に持っていくまでは少し時間がかかりそう。(*´∀`*)何度か作ってみないとね!
まとめ
ヨーグルティアSで温泉たまごをつくる場合
- 温玉スタンドを使った方がキレイにできる
- 温泉たまごは4個ずつ作ったほうが良い
- たまごの大きさはそろえる
- ロス時間に気をつける
ヨーグルティアで楽しい温泉たまごライフを!
ヨーグルティアSについては、こちらの記事もあわせてどうぞ!
コメント
多分ですけれど卵ふたつに沸騰した熱湯を入れたことによって始め80度以上のお湯の中に卵が浸かったからではないですか?
白身80℃近く、黄身は65~70℃前後で固まります。
もう少し低い温度のお湯に卵を入れて65度をキープすれば多分個数に関係なく温泉卵できます。
コメントありがとうございます。
なるほど、沸騰しすぎだったから先に白身が固まっちゃった、ということなんですね。
今度試してみます。ありがとうございます!