年賀状には3つの楽しみがあります。
年賀状を書くとき、お正月にもらった年賀状を見るとき、そしてお年玉付き年賀状の番号を確認するとき!!
※写真の一部を加工して黒線を入れています。
~もくじ~
お年玉切手シートとは
「お年玉切手シート」とは、お年玉付き年賀はがきについている番号で3等に当選するともらえる賞品です。当せんの割合は100本に2本なので比較的当たりやすい賞品。
送られてきた年賀はがきだけではなく、余っている年賀はがきでも交換してもらえます。
わたしは送っていない余っていた年賀状が3等当せん!
送られてきた年賀状が20枚ほど、余った年賀状が5枚ほどで、切手シートが1枚。割り合いからみるとラッキーでした(*´∀`*)♪
ちなみに、1等はセレクトギフトまたは現金10万円(100万本に1本)、2等はふるさと小包など(1万本に1本)になります。わたしは切手シートが一番嬉しい♪
当選番号はインターネットで確認
2017年の抽せん会は、1月15日(日)午後1時からJPタワー名古屋にて行われました。賞品の引き換え期間は翌日1月16日(月)から7月18日(火)まで。
当選番号は郵便局のホームページやお近くの郵便局でも確認することができます。
賞品交換は7月までなので、覚えているうちにチェックしてみて下さいね♪
郵便局の窓口に持っていく
当選したお年玉付き年賀はがきをお近くの郵便局窓口に持っていくと、切手シートがもらえます。
年賀はがきには交換済みスタンプが押され、そのまま返却してもらえるのでご安心を。
未使用や失敗しているお年玉付き年賀はがきは、手数料が少しかかりますがふつうのはがきや切手に交換してもらえます。
わたしは手数料と差額分を払って、82円切手に交換してもらいました。
普通のはがきより切手のほうをよく使うので(^^;)
2017年切手シートのデザインが素敵!
窓口で切手シートを受けとったとき、なんて可愛らしいの!って思いました。
※写真の一部を加工して黒線を入れています。
2017(平成29)年の干支である酉(にわとり)を題材にし、年間を通してご利用いただけるデザインとしました。シート全体を絵本のようなポップなタッチでまとめ、切手部分に、愛嬌あるにわとりのつがいを描いています。
背景は、金色・銀色を使用した色鮮やかなデザインとし、花模様等の穴を空ける特殊加工も施しています。
絵本のようなポップなデザイン
色づかいやテクスチャがとても可愛らしい!絵本のようなポップでキュートなデザイン。52円郵便切手はめんどり、82円郵便切手はおんどりがデザインされています。
切手以外のところにいるニワトリやお花のデザインも素敵ですね。
金色と銀色の配色が上品
写真では伝わりにくいのですが、切手シートの角度を変えると、金色や銀色の部分を見つけることができます。
切手シート周りの日本風デザイン枠に施されているのはわかりやすいのですが、ニワトリの羽や尾の部分、もようなど細かなところに金色、銀色が配色されています。
花模様の穴が空いている
切手シートをライトに向けてみたのですが、穴が空いている部分は伝わりますか?
あ、裏から見た方がわかりやすいですね(^^;
特殊加工で花や丸型に穴が空けられています。デザインが凝っていますよね。
こんなに丁寧に作られているなんてスゴイなと感動しました。
印刷はオランダのジョン・エンスケデ社
切手の下の方には小さな銀色で「JOH.ENSCHEDE STAMPS」と書かれています。
ジョン・エンスケデ社は、この切手シート以外にもさまざまな切手を手がけ、穴開け加工でも素晴らしい技術を持つ歴史ある印刷会社だとか。
切手シートの穴をよく見ると少しギザギザしています。これは削り取り方式で作られているそうです。こんな小さな穴を削り取るなんて・・・スゴイ技術!!
参考サイト:2017年用年賀小型シートはAPS方式の穴開け加工
デザインは切手デザイナー星山理佳さんの作品
2017年の切手をデザインされたのは星山理佳(ほしやまあやか)さん。知る人ぞ知る切手デザイナーの方です。
星山理佳さんは、2003年、2015年のひつじの年賀はがきをデザインを担当された方。2003年にはひつじが編み物をしていたが、2015年には編みあがっていたということで話題になりました。
ユーモアとぬくもりを感じさせるデザインでなんだかほっこりしますね。
お年玉切手シートは購入できると知ってビックリ!
じつは、日本郵便株式会社が運営するオンライン通販サイト『切手SHOP』で2017年のお年玉切手シートを購入することができます。
もちろん平成29年お年玉切手シートの価格は134円(切手52円+切手82円)です。送料は別途かかります。
購入できるなんて知らなかった―!!!(゚д゚)!
年賀状のやり取りも昔と比べて少なくなってきました。
当せんの割合が「100本に2本」は当たるとは言っても、年賀状の枚数が少ないとどうしても当たらなくなってきますよね。
年賀状はあまり出さないけど、切手シートは欲しい!というニーズに答えてくれているのかな。販売用発行枚数は2万枚なのでほしい方はお早めに♪
切手シートは集めると楽しい!
お年玉切手シートは、切手コレクターでなくても集めると楽しいのです。
※写真の一部を加工して黒線を入れています。
わたしが持っている一番古いお年玉切手シートは昭和47年のもので、祖母からもらったものです。大切な宝物。
子どもの頃は色んな種類をよく見せてもらっていました。10円、40円、41円、50円、52円と切手の金額が上がっていくのも時代の流れを感じます。
こうやって三世代に渡り、受け継いで集めていくのも楽しみのひとつです。
さいごに
2017年お年玉切手シートは、調べれば調べるほど素敵なデザインと素晴らしい技術に支えられた一枚ということを感じました。金色や銀色の印刷技術や穴あけ加工技術は素晴らしい。手元にあったらもう一度眺めてみてくださいね。
もうひとつ、日本郵便株式会社の公式ネットショップでお年玉切手シートが購入できるということを初めて知り、少しショックを受けました。
プ、プレミア感が・・・(^_^;)
でも「当選した」という事実は変わらないので、当たったひとにとっては「当選した」という思い出が一番嬉しいこと。そして、年賀状を送ってくれた方にも感謝です。
それに欲しい人が正規の値段で手に入れられるということは、社会的にとても健康的なことかなと。
去年は全く当たらず。2016年にもお年玉切手シートが販売されていたのなら早く知っておきたかったので、ここで声を大にして伝えたいことを言います。
お年玉切手シートが素敵な宝物になりますように!
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