インターネット上の著作権を復習してみました

DeNAのWELQ騒動が発端となり、様々なキュレーションサイトで個人ブログの記事や画像がパクられていたという事実が発覚しつつあります。

 

正直なことを言えば、キュレーションサイトやパクリ問題、ライターの問題を言われても、詳細なところは時間もかかるし難しくてちゃんと理解できていません。

 

でも、これだけはわかります。

自分が一生懸命作った物が黙って持っていかれたうえに、それを利用し、自分の知らないところでビジネスが展開されていたなんて、許されないことだと思います。

 

ただ、これは個人でブログを書いている人にも言えること。

本当に趣味でブログを書いている人も、もう一度考えて欲しいこと。

 

引用や転載の方法は、間違っていないですか?

 

無意識に、他人の著作権を侵害していないですか?

 

自分の著作権が侵害されるという可能性があることも理解していますか?

 

今の時代、ほとんどの人がパソコンやタブレット、スマホを通してインターネットに繋がることができます。

自分の思ったことや好きなことを、フェイスブックやツイッター、無料ブログで簡単に発信することができ、素敵な世の中になりましたね。

 

でも、その楽しさを得るためには、基本的なルールを守ることが必要です。

 

ルールが守られなくなると、誰かが嫌な思いをするし、次は自分が嫌な思いをする側になります。そして、その素敵な場所も廃れて奪われる結果となり、最終的には自分が一番損をします。

「一時的に自分だけが得をしてラッキー!」と思っていても、最終的には損していること、案外多くないですか?そこが人間社会の不思議さと面白いところだと思いますが!

 

さてさて、前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

参考サイトだけでも、見て考えて欲しいな。

 

~もくじ~

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参考サイトは公益社団法人著作権情報センター CRIC

一番わかりやすい参考サイトはこちら。

「公益社団法人著作権情報センター CRIC」の「みんなのための著作権教室」です。

公益社団法人著作権情報センター CRIC
著作権情報センター(CRIC)は、著作権の正しい理解と、より良い著作権制度の実現を目指し、著作権思想の普及、著作権関連情報の収集・提供、研究会・研修講座、調査研究、国際協力・交流など多彩に活動しています。

 

以下のサイトを参考にしています。

「みんなのための著作権教室」のインターネットを利用するときの著作権

③インターネットを利用するときの著作権|こんな時の著作権|KIDS CRIC

 

子ども向けですが、とてもわかりやすくて おすすめ!

 

もしかしたら、今時の子どもたちは学校で教わって当たり前にできているかもしれません。

どちらかというと、大人になってからインターネットに触れ始めた世代、親や祖父世代の方に必要だったりして。

 

自分のサイトが心配になった理由は無知と無意識

こちらのブログを始めたのはつい最近2016年11月からですが、わたしのブログ歴は意外と(?)長くて、2005年からアメーバブログにていろいろ書いていました。

内容は日記や思ったこと、ネットで気になるサイトや商品を見つけてはリンクを張り、コメントを書くというものがほとんど。

 

画像は自分で撮った写真がほとんどだけど、サイトキャプチャを貼ったりもしたことがあります。

さすがに画像の直リンクは無い・・・はず。

転載元って書いたっけな?

 

(・_・;)うーん。

改めて考えると、なんだか過去の自分に自信がなくなってきました。

無意識に、他人の記事を転載していないだろうか。

著作権のある画像を掲載していないだろうか。直リンクしていないだろうか。

 

個人サイトだと「まぁしょうがないな」程度で見逃されることも多いと思います。ただ、この習慣が当たり前になってしまうと、ビジネスを行う側になった際に痛い目に合うし、会社にも社会にも迷惑をかけます。

 

ふだんからの習慣はとっさの時にも出てしまうので、大事。

 

ここらで一度、襟を正し、フンドシを締め直し、あらためて自分にカツを入れるという意味で、おさらいしておこうと思った次第です。

 

引用と転載の違いは、主従関係

はっきり言って、線引がむずかしいと感じました。

もうわけわかないよ!まとまらないよ!(´;ω;`)

 

ただ、これだけはわかりました。

引用は、自分の言葉がメインコンテンツになっている。
転載は、転載元の言葉がメインコンテンツになっている。

 

転載の場合は、他人のふんどしで相撲をとるって感じでしょうか。

だからみなさん、「無断転載禁止」と書くんですね!

 

転載する場合は、転載元の許可が必要です。

引用する場合は、無断引用禁止とサイトに表記されていれば、法律的には制限がなくても連絡しておいた方がトラブル防止によさそうです。

 

参考サイト:コピペ、パクリ、無断転載、どこまでが違法なのか。知らないと怖い著作権の常識 – エキレビ!

 

参考サイト2:無断引用はOKだけど無断転載はNG?~3分で分かる引用と転載の違い~ | ビジネス著作権検定の情報なら塩島武徳先生の「みんなの著検」

 

顔文字に著作権は無いけど、AAは要注意

わたしは顔文字が好き(*´ω`*)

絵文字よりスタンプより顔文字を使いたがりです。ビジネスシーン以外なら常に使っています。わたし=顔文字と言ってもよいくらい!

 

さて、そんな顔文字ですが、アメブロではブログタイトルに顔文字を使っていました。

こちらのブログでは、顔文字の著作権が不安だったのでつけていませんが、結論問題なかったようです。

SEO的にどうかと言われると、謎ですけどね。

個人的にはつけたいな!

だれでも記号を組み合わせて顔文字を作ることができるので創作性があるとはいえませんし、どこのだれが最初に作ったものなのかもわからないので、著作権はないのです。安心して使ってください。

引用元:インターネットを利用するときの著作権|KIDS CRIC

 

ただ、AA(アスキーアート)は、著作権があると認められる場合がありますのでご注意を。

個人で使用する場合は暗黙の了解がはたらくかと思いますが、ビジネスで利用している方はご注意を!

のまネコ問題もありましたし。

 

のまネコ問題の詳細はウィキペディアへどうぞ→のまネコ問題Wikipedia

 

無断でリンクを張るのは著作権侵害にならない

これ、じつは内心、ずっと気になっていました。勝手にリンクを張ってもいいのかなと。

 

インターネット上に何かを公開するということは、全世界の人が自由に見えるということなので、問題ないという認識。

「リンクを貼る場合は許諾が必要」と表記していても法律的には問題ないようです。

ただ、モメる原因になりかねないので、許諾が必要と言われたら許可とる方が無難です。

 

結論を先にいえば、リンクを張ることは、単に別のホームページに行けること、そしてそのホームページの中にある情報にたどり着けることを指示するに止まり、その情報をみずから複製したり送信したりするわけではないので、著作権侵害とはならないというべきでしょう。

引用元:CRIC デジタル・ネットワーク社会と著作権 Q12

↓当たり前のようですが、これ重要。

自分のサイトのコンテンツと思わせるようなリンクの張り方は禁止です。

 

参考サイト:CRIC デジタル・ネットワーク社会と著作権 Q12より

http://www.kidscric.com/qa/multimedia/index.html

 

インターネットやスマホの普及スピードが速かった

今や、インターネットに繋がるということが当たり前の時代になりました。2015年末のインターネットの利用者数は1億46万人人口普及率は83.0%だそうです。すごいですね!

 

参考サイト:総務省|平成28年版 情報通信白書|インターネットの普及状況

 

アメブロやmixiなどのSNSが開始されたのは2004年。

この頃からでしょうか。普通の人でも手軽に情報を発信できるようになりました。

 

面白そう!と思って利用規約を少し目を通すだけでサイトに登録したことは何度もあります。その中で、著作権について考えたことなかったな、と。

 

 

自分の著作権が侵害される可能性があるということを理解していますか

インターネット上に、記事や写真を載せるということは、全世界の人に見えるということです。

見てもらえるのは嬉しいのですが、心無い人に記事や写真をコピーして持って行かれた挙句、自分の知らないところで、自分の意図しない使い方をされることがあります。

 

 

とくに写真は持っていかれると、自分の方ではどうしようもできません。

訴える!と連絡しても、相手がスルーしてしまったらどうしようもありません。後の祭りです。

もちろん大人な方法を取ることも可能ですが、一番大事なのは、盗られてもリアル生活に問題が発生しないような写真を投稿すること。後悔後に立たずです!

 

今の時代、記事も写真も気軽に投稿ができます。

だからこそ、投稿ボタンを押す前によく考えたいものです。

若気の至りもほどほどに!(>ω<)

 

みんなで注意しあってネットリテラシーを上げよう

テレビのニュースでも「Welq騒動」が放送されている位なので、ネット慣れしている人だけでなく一般家庭内でも話題になっているかもしれません。

 

ただわたしは、

今回の騒動は、ある意味ネットリテラシーを上げるいいキッカケになるのでは

とちょっぴり期待しています。

 

「どんな騒動があったのか」という事実だけを伝えるより「こういう騒動があったから、自分達も著作権について考えてみよう、気をつけよう」と考えてほしいです。

 

今の時代、ほとんどの人がインターネットにつながっています。

できるだけ親子で、夫婦で、友だち、老若男女問わず、話してもらえるといいな。

 

インターネットを利用する際の基本的知識として「パクりはダメで、どうしてダメなのか」ということが、みんなが当たり前に理解できている世の中になりますように。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

結論

ごちゃごちゃ書いてすみません。言いたいことは本当はこれだけなの。

 

  • インターネット上に掲載することは、私的利用ではない
  • 著作権のある写真や画像は許可が必要
  • 記事を引用するときは引用しているということがわかるようにする
  • 転載になるときは、転載元に許可を取る
  • 顔文字は使っても問題ない
  • リンクを張ることは問題ない
  • 写真は最悪持っていかれても大丈夫か投稿を押す前に考える
  • 著作権についてもう一度復習してみませんか

 

P.S.この記事の引用の仕方は大丈夫かな。ドキドキ。間違っていたら、ぜひご教示いただけますようお願いいたします。(´・ω・`)

 

 

締めなおす用のフンドシはいかがですか。

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