ジュニア野菜ソムリエを受講していて一番思ったことは「わたしの思い描いていた野菜ソムリエという資格の印象とは違っていた」ということでした。
~もくじ~
野菜ソムリエの資格名称が変わりました
まずは大事なことなので、こちらを先にお知らせいたします。
野菜ソムリエの名称が2017年1月10日(火)より変更になりました。
詳しくは日本野菜ソムリエ協会サイトまでどうぞ!
「野菜ソムリエ養成講座」名称とコース変更のお知らせ by 日本野菜ソムリエ協会
受講する前後で野菜ソムリエのイメージが変わった
受講する前に思っていた野菜ソムリエの印象
わたしは野菜ソムリエのことを「野菜のことをたくさん知っていて、にこやかに野菜のことを教えてくれる人。野菜の知識が豊富にあるスペシャリスト」だと思っていました。
ジュニア野菜ソムリエはその前段階。個人レベルで野菜に詳しい人になれるという印象。ジュニア野菜ソムリエを受講すれば、野菜のことをたくさん教えてもらえるのかと考えていたのです。
しかし実際に受けて見ると印象が変わりました。
受講時に学んだ野菜ソムリエとしての姿勢
野菜・果物の基本的な知識を教えてもらえるわけではありません。自分の力で野菜・果物の知識を集める方法を教えてくれる講座でした。
野菜・果物とのコミュニケーションのとり方、野菜ソムリエとしての人とのコミュニケーションのとり方、野菜・果物のことを知るためにはどうしたらいいかなど、自分で積極的に情報を取り入れ、自らが努力していく姿勢が大事ということを教えていただきました。
日本野菜ソムリエの公式サイトにも書かれていますが、「生産者と生活者の架け橋へ」。この架け橋になる人を「野菜ソムリエ」と呼ぶのです。
ジュニア野菜ソムリエはスタートライン
教えてもらった事は考え方や勉強のしかた
ジュニア野菜ソムリエの講座で教えてもらったことは、ざっくりまとめると「ジュニア野菜ソムリエとしての考え方や勉強の仕方、野菜・果物との対話方法」でした。
野菜・果物とのコミュニケーション、野菜・果物の生産地や品種の調べ方や見分け方、栄養素のこと、身体への影響や効果、レシピの書き方(伝え方)など。
この講座で基本を学び、実践として試験日までに課題を作成して提出します。
講座を受けている時間より時間も頭も使います。
野菜を買ってきて料理を作りながら考え、感じる。その野菜について調べ、レポートにまとめるという作業はとても時間が必要でした。真剣なので、片手間ではできません。
一番大切なのは、コミュニケーション
一番大切なのは「コミュニケーション力」ということを感じました。
このコミュニケーション力には、「野菜・果物とのコミュケーション」と「人に伝えるコミュニケーション」の2つの意味が含まれています。
野菜・果物と対話とは、
野菜・果物と対話するのは人と同じで、知りたいことがたくさん出てきます。
それを野菜から聞き出し、自分の言葉に変えて表現できるのが「ジュニア野菜ソムリエ」であり、相手に伝えることができるのがその上のレベルである「野菜ソムリエ」です。
人に伝えるコミュニケーションも考えるところがたくさんあります。
ひとそれぞれの持ち味や個性を活かしながら、野菜・果物の知識だけでなく「野菜ソムリエ」としてのコミュニケーション力を使って相手に伝えていく。そこがポイントです。
資格取得者に芸能人・有名人、メディア露出がある人が多いのは、コミュニケーション能力が重要な点になっているからかもしれませんね。
架け橋としての立ち位置を意識する
このジュニア野菜ソムリエの資格を持っている人は約51,000人います。
資格を取った後も「生産者と生活者の架け橋であること」「コミュニケーションが大切」ということを意識して日々を過ごしたいものです。
「ジュニア野菜ソムリエはスタートライン」。そんな気持ちを持って日々精進していけたらと思います。
最後に
ジュニア野菜ソムリエを受けて、結果はまだ出ていませんが、修了試験はほぼ満点なのではないかと自負しています。
むしろ満点近くでないと「ジュニア野菜ソムリエ」と名乗ってはいけないのではないかと思うくらい、基本中の基本ばかりが出題されていました。
修了試験は7割以上が合格点ですが、今後を「ジュニア野菜ソムリエ」として過ごしていくのならもう少しきびしくしてもよいかもしれません。ただ、受講金額が金額なので・・・ね。
コミュニケーション力は一朝一夕では身につきません。
日々精進するのみ、ですね!
「ジュニア野菜ソムリエを受講して思ったこと」をご覧いただきありがとうございました。
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