手嶌葵さんの透明感のある歌声が好きです。
オリジナル曲もステキですが、カバー曲はもっと好き!!
2008年の「TheRose~I Love Cinemas~」、2009年の「La Vie En Rose~I Love Cinemas~」に続き、2013年に発売された洋画音楽カバー曲第三弾です。
~もくじ~
手嶌葵さんについて
手嶌葵さんといえば、映画『ゲド戦記』のテーマソング『テルーの唄』を歌い、透明感のある歌声が話題になった方。この映画のヒロイン・テルーの声優も務めています。
ジブリ映画『コクリコ坂から』でもテーマソングを『さよならの夏~コクリコ坂から~』も歌われていました。
わたしが手嶌葵さんを認識し始めたのは『さよならの夏 〜コクリコ坂から〜』からでしょうか。この曲は何度も口ずさんでしまうほどハマりました。
その後、映画『ローズ」のテーマソングが好きで、カバー曲を探していたら手嶌葵さんのアルバム『The Rose 〜I Love Cinemas〜』を発見。映画音楽と透明感のある歌声に感動。それ以来、手嶌葵さんの歌声にハマっております。
ゆったりとした曲調に、しっとりと透明感のある歌声が心地よくて癒やされます。
「Miss AOI ー Bonjour,Paris!」
「Miss AOI ー Bonjour,Paris!」の発売日は2013年9月18日。
手嶌葵さんの通算9枚目のアルバム。そして、2008年の「TheRose~I Love Cinemas~」、2009年の「La Vie En Rose~I Love Cinemas~」に続き、2013年に発売された洋画音楽カバー曲第三弾です。
今回はデビュー以来の初セルフ・プロデュース作品。
ジャケットは紙パッケージで少しレトロな雰囲気。全編英語で歌っています。
「Miss AOI – Bonjour,Paris!」レビュー
<CD収録曲>
- Bonjour,Paris!~「パリの恋人」より~
- Pennies From Heaven~「コリーナ、コリーナ」より~
-
Cruella De Vill~「101 わんちゃん」より~
- Bibbidi Bobbidi Boo~「シンデレラ」より~
- I Wanna Be Loved By You~「お熱いのがお好き」より~
- S’Wonderful~「パリの恋人」より~
- When You Taught Me How To Dance~「ミス・ポター」より~
- Que Sera Sera~「知りすぎていた男」より~
- Someday My Prince Will Come(BonusTrack)~「白雪姫」より~
Bonjour,Paris!~「パリの恋人」より~
映画『パリの恋人』(Funny Face)は、1957年公開のアメリカのミュージカル映画。オードリー・ヘプバーン主演のラブストーリー。
映画を見たこと無いのですが、音楽はよく耳にします。
コツコツという町を歩く足音からはじまり「タクシー!」の声。フランス語の会話があって、音楽がはじまるのでミュージカルみたい。パリの町並みを歩いている気分にさせていくれる楽しい一曲です。
パリの恋人
Pennies From Heaven~「コリーナ、コリーナ」より~
映画『コリーナ、コリーナ』(Corrina, Corrina)は、1994年公開のアメリカ映画。
これは聴いたことないです。はじめて。
雨の中を楽しそうに走ってきてカフェへ。そしてマスターとの英語の会話。コーヒー&チョコプリーズ。歌ってもいい?ってきいている感じでしょうか。英語がわからないので間違ってたらすみません(笑)
古い感じのピアノの音、アナログ音。シロフォンのキンとした音。ジャズ風のピアノ音と手嶌葵さんの歌声がゆったりとした時を感じさせてくれる一曲です。
Cruella De Vill~「101 わんちゃん」より~
映画『101匹わんちゃん』(One Hundred and One Dalmatians)は、1961年公開のアメリカ、ディズニーのアニメ映画。
これもあまり聴いたことがないかもしれません。
クルエラ・ド・ヴィルは、悪役で有名デザイナーかつ毛皮マニアの女性の名前。一番の悪者ですね。この選曲がまた良い!悪役だけど、オシャレ。ちょっとコミカルな雰囲気。小悪魔的で楽しい一曲です。トランペットは木幡光邦さん。
101匹わんちゃん
Bibbidi Bobbidi Boo~「シンデレラ」より~
映画『シンデレラ』は1950年にアメリカで公開されたディズニー・ミュージカル映画。
シンデレラは「ビビディ・バビディ・ブー」や「夢はひそかに」、「これが恋かしら」など、名曲が多いのですが「ビビディ・バビディ・ブー」は楽しくなります。
「ビビディ・バビディ・ブー」の発音が可愛い!栗コーダーカルテットのリコーダーの音もステキです。
I Wanna Be Loved By You~「お熱いのがお好き」より~
『お熱いのがお好き』(Some Like It Hot)は、1959年公開のアメリカのコメディ映画。マリリン・モンロー主演ときくと、なんとなくわかります。見たことはないですけどね。
透明感のある歌声だけど、ささやくような歌声がセクシー・・・ううん、やっぱりキュートの方がピッタリかも。クラリネットのねっとりとした音がまた良いですね。「ププッピドゥ♪(Boop Boop Bee Doop)」がまたキュート!
S’Wonderful~「パリの恋人」より~
映画『パリの恋人』(Funny Face)から2曲め。
電話のジリジリとなる音からスタート。「ハイ、ハニー!」
ピアノ、ドラム、ベースの音。ジャズ風ですね。
When You Taught Me How To Dance~「ミス・ポター」より~
『ミス・ポター』(Miss Potter)は、2006年公開の映画。ピーターラビットの生みの親である「ビアトリクス・ポター」の伝記映画です。
可愛いけど少し物悲しく、せつなくなるメロディ。リコーダーの音が少し不思議な可愛らしさを演出しています。
Que Sera Sera~「知りすぎていた男」より~
『知りすぎていた男』(The Man Who Knew Too Much)は、1956年アメリカで公開されたサスペンス映画。
『ケ・セラ・セラ』と聞くと、あぁあの曲かとわかります。スペイン・ポルトガルの楽器『バンドリン』がつかわれていて、なつかしい雰囲気。かってに地中海で海を見ながら歌っているイメージをしています。
Someday My Prince Will Come(BonusTrack)~「白雪姫」より~
映画『白雪姫』(Schneewittchen)は、1937年のディズニー映画。
Someday My Prince Will Comeは日本語では「いつか王子様が」と訳されます。ディズニーの名曲の中でも1位2位をあらそう名曲です。
アコーディオンやアコースティックギターの音。アナログっぽい音に手嶌葵さんの歌声がのるとなんともいえない美しさ。感動します。
しっとり。ですね。
さいごに
パリを歩いている雰囲気から、少しせつない曲まで。全体を通して、しっとりでした。手嶌葵さんの歌もステキなのですが、アレンジが良い。どこかレトロな音の楽器があちこちに散りばめられています。
ほとんど知らない曲でしたが、なんどでもくり返し聴きたくなります。
かってにパリをイメージしていますが、オシャレな街中を歩きながら、カフェでお茶しながら聴きたくなるアルバム、かな。おやつタイムに聴きたくなります。
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