台風シーズンになりましたね。台風対策万全ですか?
台風シーズンとはいっても、大阪はいたっておだやか。
ムシムシとした暑さはたまりませんが、雨風に関する影響はそれほど受けることがありません。
そうは言っても、台風の影響はいつも突然やってきます。突風や豪雨がいつやってくるかわかりません。
大阪で台風対策をするのならどんなことをすれば良いのか考えてみました。
~もくじ~
直前でこれだけはやっておきたい台風対策
台風が明日やってくるかも!?というときに直前でできる台風対策!
※一軒家ではなくマンションの場合です。
ベランダにあるものを片付ける
これは絶対!必須!!ですね。
我が家(マンション)のベランダには植木鉢とプランターがいくつかあります。そして水をあげるためのペットボトルや栽培用の土や肥料、資材も置いています。
植木鉢やプランターに風が当たって倒れたり、飛んでいったりしないように対策が必要ですね。
我が家では家の中に新聞紙を敷いてその上にプランターを置いています。とくに大きいネギは風で折れそうなので^^;
他には、鳩や鳥よけとして網を張っている方も風で飛んでしまうと危ないので一時期外すか、しっかり固定しておくとよいです。
洗濯物は干さない。物干し竿やハンガーも家の中へ
当たり前のようですが・・・意外と盲点なんです!
朝はいいお天気で晴れていたので普通に干して出かけたら、夕方には台風の影響で雨風でびしょぬれ・・・ということも。
台風は天気がころっと変わります。雨風が予想より早くなったり遅くなったり。
天気予報のチェックはしっかりと。
また物干し竿やハンガー等も家の中にしまっておくこと。
まさか飛ばないでしょ・・・と思いますが、突風の勢いってスゴイパワーです。
もし飛んでいったら危ないし、窓ガラスに当たってガラスが割れることもあるのでご注意を。
マンションの換気口は閉める
マンションの壁にはたいてい換気口(吸気口)がついています。マンションは気密性が高いため、外気を取り入れるためについているとのこと。閉めると換気効率が落ちます。
ふだんは意識しない換気口ですが『台風や大雨暴風のときだけ閉めてください』と書かれています。それ以外のときは開けておけということ。
我が家の換気口も基本的には『開ける』状態です。斜めに降ってくる雨の時や冬に寒い時は閉めています。
参考サイト:
冬は閉めてもいい?マンションの換気口の使い方 – Yahoo!不動産おうちマガジン
マンションによっても違うので、基本的には『台風のときだけ閉める』でいいと思います。
窓ガラス対策をしよう!最低限カーテンは閉めて!!
雨戸があれば閉めたいところなんですが、無いんですよね。
もしも強風でなにか硬いものが飛んできて窓ガラスに直撃したら、割れてしまうことも。
小石が飛んできたり、雹が降ったりするかもしれない。
台風で窓ガラスが割れるときは、外側から内側に向かって割れます。
ということは、中に居るときに割れると危険!
防犯フィルムやガラスの飛散防止シート等をあらかじめ貼っておくと良いのですが、今から買いに行くのも・・・。
そんなときは、ダンボールを内側から貼るという手もあります。
ダンボールが手元にない場合は、厚手のカーテンをしっかり閉めておくこと。外の様子が気になるから開けておきたい気持ちはわかるけども、これで最小限の被害は防げる・・・かもしれません。
停電対策!懐中電灯の準備
台風の風の影響で電線が切れたり、電柱が倒れたりするかもしれません。そうすると長い時間の停電になることもあります。
わたしが大阪市内に引っ越して8年ほどですが、災害の影響で停電になった記憶がありません。なので懐中電灯はどこへしまっているやら(苦笑)
現在はスマホやガラケーなどの携帯電話に懐中電灯モードが付いているので便利ですね。
しかし長時間、懐中電灯モードを使用するとスマホの電池消耗が激しくなります。
スマホはいざという時の連絡手段として使いたいので懐中電灯は、場所を決めて置いておきたいですね。
台風が来る前に、ライトが付くかどうかも含めて置き場所を一度確認しておきましょう。
アロマキャンドルもおすすめです。ふだん使いもできるし、キレイなので明るい気分になります。ただし、火の始末にはご注意を!
スマホを充電しておこう
台風が来る前にスマホやガラケーなどの携帯電話は充電しておきましょう。
もし長時間の停電になったときに、携帯電話が電池切れだなんて・・・連絡手段がないと不安ですよね。
非常食&水の確保
台風は一日待てば去っていきます。
非常食や水は要らないと思うかもしれません。
しかし台風の影響は、台風通過時だけとは限りませんよね。
雨風の影響で電線が切れたり水道管が壊れたりすると、停電や断水が長引くことも。長時間だと冷蔵庫の中身は心配だし、水は出ないし・・・。
街中に住んでいれば周囲にはスーパーやコンビニ近いでしょう。
買いに行けば食料は確保できますが、近所のスーパーやコンビニが浸水や停電で数日運営できなくなっているかもしれません。
インターネットで食料を注文しても、持ってきてくれる配達業者が機能しておらず、届かないかもしれません。
台風時に限らず、カセットコンロやレトルト食品、ペットボトルの水はある程度確保しておくと良いでしょう。
大阪市防災アプリを利用しよう
大阪市では、大阪市内の災害時の避難支援や情報提供を目的とした『大阪市防災アプリ』を無料で配布しています。
念のためダウンロードしておきましょう。
インターネットが使えないオフラインのときには、事前に保存済みの地図が表示されます。あらかじめ避難場所を保存しておくと安心です。
警報が出ている間はなるべく出かけない
これが一番大切。
暴風警報や大雨警報が出ているときはもちろんですが、警報が発令されていないときも突然の強い風が吹くこともあります。
強い風にあおられて転んでケガをしたり、物が飛んできてケガをすることもあります。なるべく外に出ないようにしましょう。
とくに小さな子どもたちは要注意。
家の中でも、窓ガラスが割れることもあるのでなるべく窓ガラス側から離しておきましょう。
おもしろ台風ミニ知識!
『台風』ときくと、不謹慎ですが少しワクワクするところもあります。
子どもの頃の『台風=学校が休みになるかも』という楽しみなイメージがまだ残っているのでしょうか。それとも『非日常』だからかもしれません。
そんな台風にまつわるおもしろい話や楽しみ方をご紹介。
台風には名前(ニックネーム)がある
台風は台風3号、台風20号のように番号でよく聞きますよね。
そんな台風に名前(ニックネーム)がついているのはご存知でしょうか。
台風の番号の付け方は、毎年1月1日以降に発生した順に1号、2号とつけられています。
※一度発生した台風が「熱帯低気圧」に変化した後でも、もう一度台風になった場合は同じ番号になります。
台風の名前は、あらかじめ用意された140個の名前を順番に用いられています。おおむね5年で一周するとのこと。
参考:気象庁サイト『台風の番号の付け方と命名の方法』
2017年の最初に上陸した台風3号は『ナンマドル』。ミクロネシアの有名な遺跡の名前です。
他には『マリア』『ハト』『クジラ』『ウサギ』などの日本名もあります。
『台風マリア様到来』や『台風クジラが上陸中』・・・なんて、ちょっとおもしろいですよね。
台風といえばコロッケ!?
いつの頃からか、台風の日にコロッケを食べる風習ができました。
インターネットの某提示版サイト発祥なのですが、昨年で15周年を迎えたとのこと。
元ネタ概要はこちらも参考にどうぞ。
台風コロッケ – ニコ百
台風の日は宅配ピザ屋が繁盛?
雨や台風の日は宅配ピザを注文する人が増えるそうです。
臨時休業にした方がいいと思いますが売上が上がるのでお店側としては微妙なところなのかもしれません。
風にあおられて宅配バイクが転んだり、物が飛んできたりしてケガすることもあるのではと少し心配。
雨風の中をバイクで走り回りたい人にはもってこいかもしれませんが(笑)
買い物に行きたくない気持ちはわかりますが、宅配ピザを注文するときは配達する人がかなり大変ということも肝に銘じておきたいところですね。
台風の日は割増にしたり、晴れの日割引などがあると面白いかもしれません。
生鮮食料品が安くなりやすい?
昼間に台風がやって来て夕方には去っていった日の夕方の話。
梅田の某百貨店の地下生鮮食料品売り場に行くと、いつもより魚や刺し身がたくさん残ったらしく安くなっていました。
これはラッキー♪と喜々として買って帰りました。
この時だけかもしれませんが、スーパーなどのお惣菜なども狙い目かも!?
台風をあまくて見てはいけない
わたしは台風の通り道である高知県出身。台風には慣れている方だと思います。
慣れている・・・とは言っても、油断は禁物!
台風を甘く見てはいけないということを身にしみて知っています。そういう意味で『台風に慣れて』います。
現在は大阪市内に住んでいます。
住んでいて実感しているのですが、大阪市内は本当に天候がおだやか。夏の暑さはたまりませんが、雨風は弱め。
とくに、淀川より北側の地域で大雨が降っていても大阪市内はこぼれ雨だったり、大阪市より南側は雷雨が通っていても大阪市内はあまり降らなかったり。
大阪城から周辺地域にバリアを張ってるのではないかと不思議に思う時もあります(笑)
きっと雨雲の通り道が陸や海などの関係で地の利がある土地なんでしょうね。
暴風警報が発令されていても、風向きの関係や陸地や山に囲まれているおかげか、思ったより風を弱く感じます。
そういうのが続くと・・・やっぱり油断しますよね。
災害は突然やってきます。
油断していてもせめて直前だけでも対策をしておきたいものですね。
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